犬(猫)がタバコを食べたら 2
今回はどれくらい食べたらヤバいのか?について述べたいと思います。
タバコ誤飲で問題になるのはニコチンの量!
日本では一本当たり、16 ~ 24 mg とされています。
注意してほしいのは、タバコの箱に書いてあるニコチン量は喫煙者がフィルター越しに吸うニコチン量だという事です。
タバコそのものに含まれるニコチン量は数十倍という事を覚えておきましょう。
タバコ誤飲で問題になるのはニコチンの量!
日本では一本当たり、16 ~ 24 mg とされています。
注意してほしいのは、タバコの箱に書いてあるニコチン量は喫煙者がフィルター越しに吸うニコチン量だという事です。
タバコそのものに含まれるニコチン量は数十倍という事を覚えておきましょう。
ニコチンの中毒量は犬や猫ではわかっていません。
現在、文献に書いてある数字は全て人間の中毒量を当てはめたものです。
それによりますと
50 % 致死量: 20 - 100 mg/頭
中毒量: > 50 ng / ml (全血あたり)
となってます。
中毒になるか?。。はどれだけ血中濃度が上がるか?で決まります
ニコチンの場合、血中移行量は 6 % と言われており。循環血液量を体重あたり7 - 8 % と想定すると。。たいだいニコチンを体重あたり 1.0 mg 食べると 中毒量に到達する計算になりました。
ざっくりいうと最もニコチン含有量が多いタバコの場合以下のようになります。
中毒量とは何らかの有害事象が起きることが想定される量です。
多くのネット情報ではニコチン量 10 mg / kg としているのを多く見かけますが
これは致死量で計算しているためです。
致死量で計算すれば小型犬であれ1本程度食べれば確実に死ぬとなります。
しかし捨ててあるタバコの銘柄などわかるはずもなく
ご家庭や医療現場では、1 mg 食べたのか?10 mg 食べたのか?分からなくても、取りあえず催吐処置を行います。
長くなってしまったので症状、対処法は事項に譲りたいと思います。
*参考文献はまとめて最後にあります。