動物病院に行く前、行った時にやってほしい事
パクタソより引用 |
-てっとり早くまとめると-
症状、ウンチは動画に撮影、静止画撮影する。
薬も撮影する。
仮診断、治療は紙に書いてもらう。
病院に行く前にやってほしい事
-動画に撮影すること-
ウンコ、おしっこ、てんかん、咳、訴えたい症状は動画に撮りまくる。
解説:
動物は症状を語ってくれません。むしろ動物たちは病院で苦しい症状を隠そうと企みます。
飼い主は窮状を訴えますが、早く帰りたいペットは盛んに暴れ、元気いっぱいな様子を装います。
獣医は「なんだ、元気じゃないか。。」とほっと安心して「様子を見ましょう」と言って返してしまいます。
家に帰れば素の姿に戻るので、その晩、動物病院に行ったストレスも加わり急変します。
このパターンはあるあるです。
歩き方がおかしい、咳や、逆くしゃみ、てんかん発作などは動画に撮りましょう。
てんかんの場合は特にです。
その他、意外だと思われることで消化器症状や泌尿器症状。。つまり嘔吐、下痢、おしっこ中も動画に撮ってください。
何故かと言いますと、ゲボだと思っているその症状は嘔吐じゃないかもしれないからです。
同様にウンコをしている体勢や一回の排泄時間からもどんな下痢症状なのかを知るヒントが隠されています。
おしっこも同様です。おしっこの仕方でどの辺に病変がありそうか。。つまり膀胱なのか?腎臓、尿管なのか?判断するヒントになることがあります。
勿論、下痢と吐物、おしっこも写真に収めてください。正確な症状把握に役立ちます。
-飲んでる薬は記録する-
薬品名を写真に撮るなどしてください。
解説:
記録をメモしている人は多いです。しかし正直、まったく役に立ちません。
獣医がほしい情報は
薬剤名。容量、用法、期間、その反応です。
次の例で示しましょう。
お宅のペットがこの薬を飲んでいたとします。
なんと獣医に伝えますか??
多くの場合
「膵臓、胆嚢の薬を飲んでいます。」と訴えます。
良くて
「スパカールという膵臓、胆嚢の薬を飲んでいます」となります。
ハッキリ申しまして、まったく参考になりません。。。
ペットの治療に役立つ情報提供はこうです。
「スパカール 40 ㎎を 1 日、〇回、一回〇錠、今日で〇日間飲んでいます。症状は飲み始めて以来よくなっているようです。。云々」
(または粉になっていて、よくわかりません。でもいい)
こう言ってくれたら、その治療をもとに次に進みます。
これはご飯にも言えることです。
とはいえ、ご飯の場合、ここまで詳しく話さなくてもいいですが。。
-獣医の診断、治療は紙に書く-
よくあるのが飼い主の病気の憶え間違いです。
そして思い込みです。
これは本当に恐ろしいです。
もしあなたが違う病院に行ってしまったら
全く違う方向で検査をされてしまいます。
全く違う方向で検査をされてしまいます。
そしてこうなるのです「全然違う診断ジャン。。何やってんだ?あそこの病院は?」
これは本当に怖い事です。
あなたのペットが危険にさらされるだけでなく。
獣医間の不信感にもつながりかねないからです。あなた以外の患者の治療にも影響します。
よくあるのが
肺水腫、肺気腫の憶え間違い。
気管虚脱、心臓病だとの思い込み。
うちの子はアレルギーとの思い込み。
かかりつけに確認すると別の病名が返ってきます。
こういったことを防ぐため、獣医の診断、治療はメモしながら聞くか、書いてもらいましょう。
ホントは症状別にカウントしてもらいたい症状があるのですが
またの機会にしましょう。